診療日カレンダーの特徴
一般にWPの投稿は日付の新しいもの順に「降順」で表示されますが、診療日カレンダーだけは、古い順に「昇順」表示します。
入力は1ヶ月分=1投稿で、オーダーとしては「3ヶ月分」を表示したいとのことでしたが、MAX6ヶ月分は、表示される仕様を残しています。
つまり終わった月は、月末に記事を削除か「下書き」に変更。
先々を入力しておきまだ表示させたくない場合も「下書き」で対処できます。
サイトのトップページに「今月」のカレンダーが抽出・表示されますが
これは「診療日カレンダー」の一覧でいちばん古いものを1件表示するルールになっており、月末に終わった月を「下書き」か削除した際に、トップページにも反映します。
最大の特徴は「カレンダー」と呼びつつ、これは病院の診察券や表看板によくある「診療日・休診日」の「曜日表」アレンジ版であるため、カレンダー部分は投稿者(入力するオペレーター)がつくっていく仕様です。
完成見本

上の見本画像は「完成形」の一例で、2023/4月、1日(土)からはじまるカレンダーです。
第1週目の月曜から金曜が「空白」となる例。
下の見本は翌5月、1日(月)からはじまり、31日(水)以降の4日分が空白となっています。

新規追加

ダッシュボード→「診療日カレンダー」→「新規追加」を押下すると次のような画面が開きます。

表の中身がまだ何もない「ERR」だらけの状態です。
一度でも「下書き保存」すると、設定初期値が入力され「ERR」は消えます。
(下書き保存後にリロード:ブラウザの再読み込みが必要)
設定「初期値」とは、ベイサイドクリニックの基本ルーティン
「日曜と月曜」が休診、火曜から金曜が診療日で緑⚫︎印。
下の画像は、タイトルも入れずに下書き保存をしたもので月・日の「休」と火〜金の「●」が入りました。

まずは「わかりやすいタイトル」を入力し、月選択で「対象月」を選択します。
月選択

月選択はカレンダーの表題となる部分で、該当月のどの日をクリックしても、「月日」ではなく「月」値をとるので問題ありません。
日付取得のミニカレンダーは、初期値として投稿日を含む今日現在の「月」を表示しています。
病院のカレンダーとしては先々の「月」を入力したいのでミニカレンダーの「月」をクリックし、別の月を選び直してください。

日付入力
続けてカレンダーとしての日付入力をまとめてしますが
前準備として、第1週の不要な曜日をラジオボタン「なし」に切り替えます。

「なし」を選択した曜日の下から「日付」入力フィールドが消えていき、
この例では、第1土曜:日付から、1..2..3….28..29..30..31とミニカレンダーで日付選択をしていきます。
この際にミニカレンダーはまた「今日現在の月・日」を始点に開きますが、日付入力としては、日付の「日・数値」が指定できれば良いので、翌月・翌々月のカレンダーをつくる場合にも今月のカレンダーで入力して問題ありません。
月終わりの5週目だけ、28・29・30・31・と「月末」の入力を間違えずに入力し、余った曜日は第1週目と同じくラジオボタン「なし」を指定します。
以上で制作者が見本をつくったカレンダーの入力は終わりました。
あとは、ベイサイドクリニックの「日曜外来の日」と「その振替休日とする火曜日」の2つをラジオボタンの選択で切り替える作業が必要です。
また月によって「祝日」がある場合、その日もラジオボタン「休診」に切り替えます。
ラジオボタンの値
Closed : 休診
Open : 診療日
Exception : 例外
None : なし
コロン:を挿んだ左右で
実際のラジオボタンの名称:オペレーターに見えているラベル が4種類あり
診療日カレンダーに出力されるのは
「休・●・▲・空白」の4文字いずれかです。
ベイサイドクリニックでは「午後だけ休診」はないそうなので
例外の「▲」は実際のカレンダーには不要となり、祝日も「休」表記で良いと思いますが、5月のゴールデンウィークや年末年始など、表の中で目立たせたいときに便利に使い分けてください。
備考欄
カスタムフィールドを5週目までスクロールダウンしていくと、最後に「備考テキスト」を入力できるテキストエリアがあります。

日曜外来とその振替休日の説明や祝日、先に述べたGWや年末年始など
何かしら特記したいことがある場合に文章を入力してください。
完成見本の画像で、カレンダーの下に表示されているのが「備考テキスト」に入力した値です。
テキストエリアは改行を挿んで長文を書くこともできてしまいますが、当月カレンダーは、サイト・トップページ「受付時間・診療日」にも表示されるため、カレンダー下に折り返し2-3行までが許容範囲かと思います。
入力のコツ
WordPressの投稿全般にいえることですが、慎重に間違えなく入力することより、まめに「下書き保存」するのが早道です。
特に、他業務や電話応対など入力作業は往々にして邪魔が入るもの、というつもりで
一気に完成させるより、5日分入れたら保存・10日分入れたら保存、とプレビュー機能も活かしながら作業することをお薦めします。
また「診療日カレンダー」の特性として、下書き保存した内容はデータとして送信されているため入力中の内容を画面で確認できます。

この画面は、タイトルに「下書き保存後リロード」と入力し
月選択を2023/04とし、第1週の月曜から金曜までのラジオボタンを「なし」に切り替え
1日と2日だけ日付を入力したところで中断したものです。
下書き保存で中断した投稿を「診療日カレンダー一覧表」から開いた場合と
編集中の画面でリロードした場合に、最新の内容が画面に反映しているのでプレビューで確かめなくても、出力されるものが確認できます。