高血糖が続くと「がん」や「認知症」になる危険が増える!
福岡県久山町で、九州大学が糖尿病など生活習慣病に関する疫学調査を1961年から行っています。
「久山町研究」といわれています。
この調査研究から「高血糖」が長期間続くと「がん」などの病気発症の危険度が高くなることが解明されたそうです。
「がん」の発症が正常な人の2.1倍、「アルツハイマー病」が2.1倍、「血管性認知症」が1.8倍、脳梗塞では男性2.3倍、女性2.1倍になる、という研究結果が出たそうです。
とくに「がん」は、糖尿病とはいえないものの血糖値からみると正常ともいえない「境界型糖尿病」の段階でも発症の危険性が増すそうです。
糖尿病は、進行すると、透析が必要となる恐れがある腎症、失明する危険がある網膜症、足を切断する恐れがある壊疽などの合併症があること、知識としてお持ちの方が多いと思います。
糖尿病は怖い病気です。