梅雨の漢方
梅雨のうっとうしい日々、皆さんはいかがおすごしですか?
この時期には、関節リウマチ・関節炎・めまい・頭痛・こわばり・しびれなどの 症状が悪化することが多いようです。
漢方的にはこれらの病気や症状は「水滞 (すいたい、水が身体に滞った状態)」と関連すると言われており、湿気の多い この時期に悪化しやすいと考えられています。
この悪化を防止するためには、身体を冷やす飲食物をひかえ、水分をとりすぎないようにすることが必要です。
また、あちこちでクーラーがかかり始めて、知らぬ間に身体が冷えてきている方も 多いので保温につとめるようにしましょう。
漢方薬を継続している患者さんは、「水滞」に対応するお薬に変えるほうがいい場合があります。
診察の時にご相談 しましょう。
株式会社 ツムラ なるほどなっとく漢方薬より【執筆】根本幸夫 (総合漢方研究会医学堂会長)